☆☆☆ ・ ・
某三人組を使ったクイズRPGの2作目。
基本はドラクエのようなRPGだが戦闘が全てクイズ形式になっているのが特徴。今回は前作と違って3人によるパーティバトルになったほか、オーブという装備品が加わっていろいろと出来ることが増えた。また今回は味方の攻撃力及び敵の守備力の概念が無くなり、こちらの攻撃は全て1ダメージ、オーブによる補助があれば2ダメージ以上の場合もあるという仕様になっている。
またこのゲームはマップチップやBGMの完成度が極めて高いのも特徴で、市販のゲームと比べても遜色ないレベルでこれまでプレイしたフリーゲームの中ではトップクラス。またシナリオや世界観も非常に良く練られているし、もう本当にその辺に転がってるゲームとは次元が違うと感じるぐらい出来がいい。
ただゲーム全体では不満も多いんだよなぁ。まず逃げるの仕様。もともと敵から逃げ続けて低レベルでボスに挑んでもクイズさえ当たればクリアできるというシステムのはずなんだけど、敵の方がレベルが高い場合の逃げ成功率が極端に低いせいで台無しになっている。あとオーブに関しても説明書では戦略的に使えるとか書いてあったけど、クイズの出題はランダムで回答者もランダム、そしてオーブの発動自体もランダムということで役に立つ場面がかなり限定されちゃうのも残念。
他にもまぁクイズということでどうしても運ゲーと感じてしまう部分も多いし、理不尽な攻撃をしてくる敵がいたりとバランス関連では今一つという気もする。クイズ戦闘となるとこのぐらいが限界なんだろうかねぇ・・・。前述の通りこれだけフィールドやシナリオとかの要素が整っていると、戦闘周りも普通のドラクエ風とかなら最高レベルのRPGになったのではないかとも思ってしまうが・・・。

☆☆ ・ ・ ・
壺を探すRPG。
基本はダンジョン系で、フロアはランダムに作られて戦闘はランダムエンカウントのターン制。システムは結構特徴的なものが多い。まず攻撃手段はランダムの振れ幅があってスタミナの消費が少ない攻撃と、自分でダメージを決められるがそのダメージと同量のスタミナを消費する弓の2つがある。戦闘時に受けたダメージは戦闘後に同量のスタミナを消費して即回復される。
そしてこのゲーム最大の特徴はちょうどHPをゼロにして倒すと敵がアイテムを落とす点。このアイテムを自分で食べるとスタミナの回復と弓の威力等の増加、女神に使うと攻撃の威力が上がる。ドロップアイテム以外で強化の手段は無いため、戦闘では常に開始時に表示される敵のHPから途中で与えたダメージを計算して、弓で上手くとどめを刺していく必要がある。
難易度は普通。途中からの敵は結構強いため序盤からしっかり強化とアイテムのストックを行っていかないと厳しいが、まぁ20分ぐらいで終わるしやり直し前提のゲームと考えれば適度なバランスだと思う。アイテムでの強化や弓のシステムなんかもしっかり噛み合ってる印象。やや作りこみが荒いと感じる部分もあるけどそれらが苦痛になる手前でクリアできるようにまとめてるって感じもあるね。ちなみにネタバレだけどボスは特定の階層でランダム(たぶん)にエンカウントします。

☆☆ ・ ・ ・
体当たりで敵を倒すアクションRPG。
いわゆるアクションRPGで、攻撃手段は体当たりのみ。敵にぶつかっていってダメージを与える。敵と正面から当たると共にダメージを与えあう。敵は攻撃弾を発射してきたりもする。自分のHPは待機してると勝手に回復する。
難易度は高い。まず最初のスライムを倒すのに攻撃10発ほど必要なのに対して相手の攻撃7発でこちらは死ぬのでしっかり横から押し付けたりして倒さないといけないし、レベルに関しても最初から上がりにくいのに加えてレベルが上がるたびに得られる経験値が減る仕様が厳しい。最初のボス戦前のレベル上げがとにかくキツイし、それ以降もダメージが通らなかったりして強制的にダラダラとレベル上げさせられたりする。
またマップがやたら広いのも特徴。最初のフィールドが広いのはまだいいんだけど、その後のダンジョンも広くて複雑な上にヒントもほとんどないし長い長い行き止まりの端に装備品が置いてあったりもするし、なんかもう嫌がらせと思えるような構造になってるんだよねぇ。個人的にはもっと室内はコンパクトにしたほうが良かったんじゃないかと思うよ。
あとはストーリーは割としっかりしてる。おつかい的なイベントは多いけどまぁちゃんと話は進むし、門を開ける件なんかも面白い。またどうでもいい村人との会話も結構楽しい。中盤以降はアクション的な部分、RPG的な部分共にそこそこバランスも取れてると思うんだけどね、やっぱりもう少しスムーズにプレイできるような内容にしてもらいたかったわ。ちなみに2周目も公式サイトの攻略を見つつ一応プレイしようとしたけど、最初のボスにダメージが通らないのであきらめました・・・。

☆☆ ・ ・ ・
文字だけのRPG。
文字だけで進むRPGで、表示されるメニューの数字を直接入力して行動する。この手のグラフィックが無いゲームはストーリーよりも戦闘方面に特化している場合が多いが、このゲームはちゃんとしたシナリオがあってテキストも比較的多めになっている。また通常の戦闘のほかに負けるとゲームオーバーの戦争イベントもあり、コマンドで兵を潰し合ったりする。
難易度は普通ぐらい。比較的お金が貯まりやすいのでそれで装備を整えつつ戦っていれば余裕ぐらい。割とレベルが上がるのも早いし、またマップがよく整っていることもあって新しい町に行ったりする感覚はなかなか面白い。ただ普通の戦闘、戦争イベント共に最初が難しいってのはちょっと微妙だったかな。逆に中盤以降は特殊能力で楽勝だったりして難易度が低すぎる気もした。あと戦闘はターンごとに現在のHPの表示ぐらいは欲しかった。
ちなみにエンディングは2つとも見たけど裏ボスはあきらめました。レベル54でほとんどダメージ通らなかったし、運に頼らずに倒すとなると70ぐらいは必要になりそうだ。

☆☆☆ ・ ・
割と普通のRPG。
基本はいわゆるドラクエ系で、戦闘が常に1対1だったりマップの構成がそれっぽかったりしてドラクエ1に割と近い感じ。操作は全てマウスとなっていてこのタイプのゲームにしては珍しいが、移動も意外とスムーズでストレスは感じず、むしろ部分的にはキーボード操作よりも快適かもしれない。
難易度は普通ぐらい。まぁ適当にレベルを上げていけば大丈夫という、基本に忠実なバランスと言った感じ。先に進んだ際の敵の強さと得られる経験値の増える割合や装備品の値段なんかはかなり良く出来てるね。この作者のRPGは制作を重ねるにつれてどんどんバランスが良くなってると思う。
あとストーリーも意外と良かった。個人的には全然期待していなかったんだけど、ヒントの出し方等のシナリオ進行の部分からエンディングに至るまでかなり楽しめた。あとは町が殺風景だったのはちょっと不満かな。せっかくだからその辺にももう少しこだわりがあるとよかったかも。

☆☆ ・ ・ ・
ダンジョンに潜るゲーム。レベルアップは無くHPも固定だけど、まぁこのぐらいならRPGで。
基本はローグ系みたいな感じで、自分が1回行動すると他の敵も1回動くシステム。フロアの構成はいくつかの候補からランダムに選ばれる。ステータスは攻撃等の行動によって上がる(たぶん)他、ダンジョン内に落ちてる薬でも上げられる。ダンジョンは案内所から出発し、その際に選んだ階層の敵を全て倒すとボスが出現、倒すと結構な量の賞金がもらえたりする。
あとはHPが敵味方ともに100で固定とか矢と魔法は回数無限でクリックで発射するとか、死ぬと最初からになるけどコンティニューは自由、というのもこのゲームの特徴かな。不思議のダンジョンとかに近いけど一風変わったシステムの多いゲームだと思う。
難易度は高め。説明にもある通り3階から出る攻撃が当たりづらい敵は倒すのが面倒だし、全体的に敵が結構強いのでステータスを上げつつ何度も繰り返し潜る必要がある。またこちらも説明に載っている通り影は非常に強いし、他にも出会い頭のクリティカル等で即死したりすることが結構あるんだよなぁ。まぁでもハシゴの手前でセーブとかしてればすぐやり直せるからね、このゲームはそういうやり方が正しいんだと思います。はい。自分の場合は60階のボスも10回ほど死んで倒しました・・・。

☆☆ ・ ・ ・
戦闘がシューティングっぽいRPG。
前作(?)のCode:Mと同じく、不思議のダンジョン的な自動生成のダンジョンを潜り戦闘はランダムエンカウントのシューティングという特殊なシステム。今回はダンジョンの数が増えストーリーもしっかりしていてボリュームは大幅アップ。また前作で不満だった魔法生成は事前に必要な量が表示されるようになったし、敵の攻撃が多彩になったりレベルアップで得られるEPをステータスに振り分ける成長システム等ゲーム的な部分もかなり進化している。
難易度はどちらかというと高めかなぁ。一部のボスが強いので倒すのも大変だし、死ぬとアイテム全ロストというのも厳しい。後者に関しては多少の救済があっても良かったんじゃないかと思う。経験値関連のバランスはまぁまぁ。中盤以降はちょっとあっさりしすぎてた感じもあるかな。一番苦戦したのは森のボスだったし、魔法も揃わず3つのアイテムでリング作成とかも全く分からないままクリアしちゃったので拍子抜けした部分はあった。
あとはボイスが付いてるのはいいね。魔法を使う楽しみもあるし、このぐらいの量だとちょうどお得感がある。ちなみに主題歌及びレイナの声を担当しているゆいこさんは現在歌い手のゆいこんぬとして活躍しているとか・・・。

☆ ・ ・ ・ ・
迷路のダンジョンをひたすら攻略するRPG。
道場みたいな場所からダンジョンに飛んで攻略していく。戦闘はランダムエンカウントのターン制、敵は常に通常攻撃のみでシンプルな殴り合いといった感じ。ダンジョンはランダム生成の迷路になっていて左上がスタート、右下がゴールになっている。
難易度は普通ぐらい。一番最初は厳しいけど、まぁ負けてもペナルティは無いので適当に死んだりリタイアしたりを繰り返してレベルを上げれば問題なし。あとは中盤以降のダンジョンにも弱い敵が出たりするけど、結果的にエンカウントの負担軽減になってるし後半の敵は経験値が多めなのでレベルの上がりやすさも問題なく、戦闘関連のバランスは割と良好だと思う。
ただこのゲームは迷路が非常に面倒。本当にただの迷路でアイテムが落ちてるわけでもないし縮小マップでルートを探すのも目が疲れるし、これならただの1本道とかの方が良かったんじゃないかな。ちなみに最後のレベル10ダンジョンは99階まであります。スムーズに行って1階1分半ペースでも2時間以上。毎階セーブできるとはいえ疲れる・・・。あと店やステータス等場面によってキーの役割が違うというのもイマイチだった。このぐらいなら常にエンター決定、シフトキャンセルとかに出来そうなもんだけどねぇ。

☆☆ ・ ・ ・
かたつむりが主役のRPGの3作目。
これまでの2作と同じJ-RPGCreator製。まぁ一応RPGにはなっているが、相変わらずテキストが稚拙だったり意味不明なアイテムが多かったり、直接攻撃のダメージがほぼゼロで戦闘がアイテム頼りだったりするなど微妙な点が多い。
難易度は普通。敵の攻撃は激しくこちらの攻撃は全く通らないが、逃げるの成功率が高いのとエンカウント率が低めなのでザコ戦はそれほど気にならず、また最後のボス戦も若干運ゲー気味ではあるけどアイテムをしっかり使えば倒せるしその辺の感触は悪くない。
あとは割とフィールドが広く、船を使って海を進むというのも特徴だったりする。序盤に見た地図を少し思い出しながら未知の島等を手さぐりで冒険するのは結構楽しい。フリーゲームでこういう船旅を楽しめるRPGは貴重なんだよなぁ。他のゲームと比べて厳密に評価を下せば☆1だけど、船旅の部分と過去2作からの成長を重視して☆2にしてみました。



HN:
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フリーゲームの感想がメインのブログです。
感想及び評価は完全に独断で手当たり次第根こそぎプレイしてガンガン書いてます。☆平均1.8ぐらい。
かつてはFlash8でゲーム制作も行っていました。
Youtuber(天野ガム)としても活動してます
https://twitter.com/5Qqvac8TFmxr6wG
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