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ゲームブック風のアドベンチャー。
 
情報が全て文字だけで表示されるのが特徴で、ダンジョン内では矢印キーで移動、イベントではコマンドを選んでEnterで決定する。また戦闘で攻撃等をサイコロで行うのも特徴で、この辺りはステータスなんかも含めてTRPG的な要素が強くなっている。
 
またこのゲームは雰囲気が良く、テキストの上手さもあってダンジョンの血なまぐさい空気とかが非常に良く表現できていると思う。イベントの内容も面白い。またセーブ機能は無いのはやや欠点だが規模はそれほど大きくないためやり直しはそれほど時間はかからないし、地図を自分で作るのにもちょうどいい程度のボリュームになっている。

ただまぁこれはネタバレなんだけど、地図が出来上がって４つの銀板が揃うぐらいまでは本当に面白かったのに唱えるのに失敗してからは一転して苦痛になってしまった。選択肢の総当たりはもちろんイベントの順番を入れ替えたりドラゴンを倒してみたりといろいろ試すも全て不発で２０回ぐらい死んでそのたび同じ手順で最初からやり直しを強いられ、さすがに飽きたので最後はネットで攻略情報を探してクリアしました。

いやまさか呪文を直接キーボードで打ち込むとはね。確かに途中でヒントはあるけど肝心のあの場面では何も手がかりは無いし、んー、この手のゲームに慣れてる人なら余裕なんだろうかね。ゲームブック系のゲームはどうもクリア直前まで行ってからの不毛さで評価を落としてる感じはある。なんとかもう少し楽に、あるいはひらめきではなく積み重ねで打開できるような仕組みにならないだろうか・・・。


　　　　　

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