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殺人事件の謎を解くゲーム。

ウディタ製のゲームで、操作はだいたい矢印キーで移動、z決定、xキャンセルとメニュー、cキーでダッシュ。戦闘の無い（たぶん）アドベンチャーゲームで、山荘に居合わせた客に聞き込みをしたりして殺人事件の謎を解くのが目的。終盤に実際に犯人の名前を入力する部分があり、そこで間違えるとゲームオーバーになったりする。

このゲームは比較的１つの会話が短くプレイしやすくなっているのが良いね。会話したり怪しいものを調べたりと自分で動くまでほとんどイベントは発生しないし聞き込みの部分はだいたい繰り返し聞けるし、ADV用のツールと違ってクイックセーブ等が出来ないという欠点を上手くカバーしていると思う。またテキストの出来も素晴らしく、あちこちにギャグがあったりと比較的ほのぼのとした雰囲気なのも良い。それからグラフィックも良好で、この素材を使った顔グラは個人的にはどちらかと言えば苦手なんだけどね、この作者は非常に上手く使いこなしていると思う。

難易度は低め。聞き込みに必要なフラグ立てなんかも難しくなく、犯人の名前も自分の場合は一発で当てられました。以下ネタバレ。結構早い段階で主人公の性別が気になって、そこからRead meを見直したり冒頭部分をプレイし直したりして言及が無いことを確認、さらにプレイヤーへの挑戦ファイルで主人公が除外されていないのを見てほぼ確信した感じ。この辺の確認をしないでプレイを続けてたらあるいは迷ったかもしれん。外に飛び降りるという部分はわからなかったわ。
 
それから一部でフェアじゃないという意見もあるみたいだけど、このぐらいなら個人的には全然オッケーだと思います。推理小説の「アクロイド殺し」なんかは真相を知ってガックリ来た記憶もあるけどこれは普通に楽しめたからね、まぁ推理に持って行く部分までの展開とかが良く出来てるんだと思うよ。あとは細かい点だけどクリア後の楽屋裏ではセーブさせてもらえるとよかったかもしれない。こういうホラーとかじゃないしっかりした推理ゲームはもっとプレイしたいな～。


　　　　　

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