ウディタ製のゲームで操作はだいたい矢印キーで移動、z決定、xキャンセルとメニュー、sキーでテキストの早送り。戦闘は無く、館を探索して謎を解いてシナリオを進めていくような構成。ホラー的な要素もあり選択を間違えると即死したりする。セーブは特定の人形を調べることで行う。

難易度は低めかな。一部で追いかけっこ的な要素もあるけどそれほど厳しくない（1作目終盤の方が難しかった）し、謎解き部分も全体的に簡単に作られていると思う。エンディングの分岐に関しても比較的わかりやすく、またややネタバレだけど後から他のエンドを埋める際の手順がそれほど複雑でないのも好印象だったよ。またテキストの出来も変わらず良好で前作や前々作からの繋がりがしっかりあるのもうれしい点。

あとはグラフィックの出来に関してはやや微妙。一定のクオリティは保っているものの特に仁菜ちゃんはシリーズが進むごとに劣化している感じで個人的には残念でした。それから推理要素が少ないのもやや不満で、探索がメインのゲームだとやはりそれほど面白くならないという印象もあったかなぁ。あと食人というテーマもちょっと納得できない部分はあった。まぁ前作までをプレイ（おまけENDまで見よう！）したファンならある程度楽しめるとは思います。はい。