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3Dのダンジョンを進むゲーム。レベルアップは無いけど戦闘がRPG風で回数も多めなのでRPGにしてみる。

ウディタ製のゲームで操作はだいたい矢印キーで移動、z決定、xキャンセルとメニューとか。基本は3D風のダンジョンRPGという感じでラスダン（？）の魔王城を進んでいく。戦闘はランダムエンカウントのターン制で基本システムに近いが、経験値やお金の概念が無いのが大きな特徴。またHP、SPにも最大値が無く回復手段を使えばどこまでも増やすことが可能だったりする。

難易度は普通ぐらい。レベルアップが無いため敵は最初からある程度強く、またステータス管理がやや特殊なので序盤で下手に減らしすぎたりすると苦しくなるかもしれない。装備品とかを上手く使って有利になって行く感触は割と良好、またグラフィック等の出来もまずまずで個人的には割と楽しめました。HPの管理とかの仕様はだいぶ尖ってるけど短編でサクッと終われるのであまり気にならないというかね、まぁ上手くまとまっていると思います。

あとはテキストの出来は微妙。例えば「勇者が一人で蜂起した」みたいな表現が序盤にあるけど「蜂起」は元々蜂が巣穴から一斉に出るように多数で立ち向かう表現であって単独行動には適さないのよね。この作者は前からそうだけど格好つけて難しい言葉を使って変になってる部分が他の一般のフリゲと比べても多い気がする。ストーリーをしっかり魅せたいならもうちょい勉強してほしいわ。


　　　　　

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