☆☆☆☆ ・



モンスターを仲間にして進んでいくゲーム。

操作はマウスの場合ボタンをクリックで実行(左下の円が移動に対応)、キーボードの場合矢印キーで移動、エンター決定、スペースキーかEscでキャンセル、PageUpでメニュー、PageDownでセーブとかなり複雑。自分の場合は右手がマウス、左手を矢印キーでプレイしてました。モンスターを仲間にしつつ進むRPGで、敵を倒すと一定の確率で起き上がりパーティーに加えることが出来る。

このゲームはとにかく探索の手応えが最高。仕掛けとかはそれほどないしただの見下ろしのマップを進むだけなんだけど、ちゃんと自分の意思で遺跡を探索するという手探り感みたいな部分が非常に良く出来ていて、もう階段の上り下り1つとかが本当に楽しいんだよなぁ。

歩行や戦闘のテンポはウディタ製のRPGなんかに比べると劣るんだけど、その分1歩1歩をしっかり行う感じが良いのかな。またカギの扉が各所にあって、これを手に入れた際の開けて回る部分、それに伴ってしっかり新しい場所にたどり着いたり戦闘が楽になったりする部分も良い。同作者の過去作品であるALFEE QUEST IIの感想で「戦闘周りも普通のドラクエ風とかなら最高レベルのRPGになったのではないか」と書いたけど、本当に期待通りの見事な出来ですよ。はい。

難易度は高め。女主人公だとまずレベル1の際が厳しく、それ以降も新しい場所ではしっかりレベルを上げつつ進む必要がある。また場所によってはいきなり理不尽な強さの敵が出てきてあっさり死んでやり直しということもあったりする。このゲームは面白いだけについついセーブを忘れて一気にプレイしちゃったりするのでね、そこでのやり直しで若干評価が下がった部分もあったかな。

ただもちろん基本的にバランスは良好で、全体魔法を連発すればノーダメージで進めるけど途中でMPが尽きて引き返さないといけないという場面も多く、レベル上げは簡単、踏破には回数をこなして脇道を1つずつ潰すかMPの節約が必須みたいな部分も面白い。それからアイテムの補助もあって比較的レベル1からの育成が楽なのも良いね。中盤以降でゲットした仲間を育てる楽しさも結構あった。

またグラフィックの出来も良く、敵のデザインにはオリジナリティもあるしBGMも含めて遺跡や街の雰囲気なんかも良く表現されていたと思う。それからちょっとネタバレだけどラスボス戦の緊張感も素晴らしかった。20分ほど掛かって貴重な非買品のアイテムをつぎ込んでなんとか勝利。こんなギリギリのバトルはSFC時代のドラクエとかでしか体験したことが無かったのでね、この調整は驚きでしたよ。

あとは逃げるの成功率が低いのは不満。この作者の前作でもそうだったんだけど、もう少し戦略として逃げるを使えるような設定にしてもらいたかったわ。エンカウント率に関しては、このゲームの場合残りMPとの兼ね合いがあるので個人的には納得できる程度だったけど、ドラクエのトへロスみたいに弱い敵を封じる魔法やアイテムはあってもよかったかな。まぁとにかくSFC辺りのRPGが好きなら是非お勧めしたいですね。スマホ向けのバージョンもあるみたいだけどそちらはよくわからず・・・。


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