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骨董品を売り買いするゲーム。

操作はマウスクリックで、骨董市に行って骨董品を買いそれを自分の店に来た客に売っていく。基本はまず骨董市に行き、各アイコンをクリックで購入。それが鑑定前の品の場合鑑定が行われ、本物なら普通に購入、ニセモノだと時価の半値で売却される。帰るを選ぶとランダムで客が来て、蒐集箱から売ることが出来る。売った回数等でレベルが上がり骨董市の商品が増える。
全256種類の骨董品を蒐集箱に載せればクリア。

このゲームの特徴はなんといっても骨董品のグラフィックが１つにつき２つ用意されている点。このうち本物は片方のみ、もう片方は傷物/贋作/土産物といった売り物にならない品となっていて、この本物をプレイヤー自身で見抜く必要がある。ランダムの判定では無く実際に自分の目で鑑定する気分になれるというこのアイディアは素晴らしいね。またそれぞれの相場は自動で変動していてこの値段を見極める部分も面白い。

難易度は普通。序盤は借金があるのと客の好みが把握できていないため、軌道に乗り始めるまではやや厳しいかな。まぁ詰むほどではないけど、もうちょい救済みたいなのが欲しかった気はする。中盤以降は純粋に真贋の見極めや売り買いを楽しめるようになって、個人的には結構ハマりました。インフレする感覚も面白いし時間を空けると鑑定したものを忘れそうというのもあってついつい続けたくなるんだよねぇ。またBGMもこの作者にしては珍しく良好で骨董店らしい雰囲気も出ていたと思う。

あとは月末の客が１人も来なかったりするのは微妙。なんか単純にモヤっとする感じで意味が無いというかな、１人も来なかった月に何かのプラス要素を付加するとかその翌月は必ず２人以上来るとか、その辺のフォローはあってもよかった気はする。それから虎の巻が役に立たないのも不満。序盤は☆で買わせろと言われてもその所在がわからないから困るのであってなぁ、その☆のキャラが載っていたりすれば楽にプレイ出来た部分もあったと思うんだが・・・。プレイする際はゲーム内の客情報だけじゃなくてエクセルとかで管理するとやりやすいかもね。


　　　　　

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