駅伝部ゲーム２みたいなゲームはどうやったら作れるの？みたいな質問を某所で見つけたので簡単に答えてみる。

まずはある程度プログラム言語を覚えることですね。駅伝部ゲームは
・テキスト表示
・ボタン
・場面移動
・計算
というプログラミングの超基本的な部分だけでほぼ完成できるので、初歩的なプログラミング技術さえあれば作ることは十分可能です。

自分はflashのAS2.0（ほとんど1.0）で作ってますが、たぶん他の言語の方が作りやすいと思います。今だったらHTML5かなぁ。ダウンロード形式でいいならC言語とか。あとはアプリ用の言語とか？いやこの辺はよくわからないんだけど。

まぁとにかく駅伝部ゲームは非常に静的なゲームで、面倒な画像の処理とか音関連とか外部との連動みたいなのは全く要らないんで、何かプログラミングの入門書でも買えば普通に出来るはず。仕組みとしては入門書に載ってるサンプルゲームより簡単かもしれない。


あとは上で挙げた要素以外である程度力を入れた部分は
・説明書き
・セーブ、ロード
・ソート等の仕組み
・リアリティの追求
ぐらいか。

説明書きはゲーム制作とは全く違う技術が要求されるので個人的にはかなり厳しかったです。今でも非常に苦手。

セーブ、ロードはある程度長期間遊ぶゲームでは非常に重要な部分。仕組み自体はそれほど難しくは無いものの作っている最中は元のファイル名を変えると読み込んでくれなくなったりして結構面倒だったりする。あと駅伝部ゲームは保存するデータの量がかなり多くなるのでその点も注意したほうがいいかもしれません。駅２では注意書きだけして放置してるけど実際はもっと圧縮できそうなんだよな～。

ソートの仕組みは駅１の時点では最も複雑なプログラムだった気がする。もともとコピペで使っていたけど今でも仕組みを理解できて無いので他のゲームでもずっと同じのをコピペ使いまわしてます。１から書けと言われたら相当時間掛かりそう。

リアリティの追求についてはタイムの部分ではある程度出来てる気がする。練習部分はダメダメですね。あくまでゲームなのでいい加減でも許されるけど、実在する大会等を使っているならある程度は実情に即した方式、数字にしたほうが共感を得やすいとは思います。

他にも分、秒のケタを揃える（１４分８秒３ではなく１４分０８秒０３と表示させるにはひと手間必要）とかそういう細かい部分も多少はこだわってるけど、まぁこの辺は好みの範囲なので実際に作る場合は気にする必要は無いはず。特に画像等に力を入れる方向なら細かい部分は無視できるでしょう。


あとは、掛かった時間は駅２は１００時間ぐらいかなぁ。駅１は何度も中断があったので詳しくは覚えてないけど、flashと向き合った時間だけだとこっちも１００時間ぐらいか？ちょっとわからない。プログラミングに慣れてる人で十分なデバッガー、テストプレーヤーを確保できるなら１０時間もあれば出来そうだ。


まぁとにかく難しいことはほとんど無い（面倒なことならあるかもしれない）ので作ろうと思ったら誰でも出来ます。きちんと遊べるゲームになるかどうかはわかりませんが。面白いゲームを作る方法は自分も知りたい。

それからもし駅伝部ゲームのflaファイルが見たいという人がいればメールフォームから連絡もらえれば送ります。まぁぐっちゃぐちゃに書いてるんで見ても意味無いとは思いますが・・・。サイズは駅１、駅２が1.4MB、駅Rは0.6MBぐらい。うん。軽い。


　　　　　

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