ゲーム感想2000本公開を記念して、感想を書いたゲームをいろいろな部門で勝手に表彰してみる。過去の記事は右柱の感想系記事まとめに。この記事のリンク先はいずれも当ブログ内の感想記事です。
・バランス賞
エルスの天秤ONE
仲間モンスターのステータス関連や技の強さと消費MPの関係、また各ダンジョンの適度な長さや町の配置、さらにそろそろザオリクが欲しいと思ったらドンピシャで覚えたりとか、各方面で非常に緻密な調整がなされていたという印象。装備品による補助で育成しやすくなっているのも良いし、ラスボス戦の最後まで含めてしっかりたっぷり楽しめました。次点は決め手が無く迷ったが、☆4で残った中からで戦国取りにします。
・雰囲気賞
水戸伝説 外伝
水戸黄門が主役のゲームということで江戸時代っぽい雰囲気がしっかりと全体に出ていたと思う。セリフやアイテムの名前一つ取ってもこだわりが現れていたし、RPGとしての完成度も素晴らしかった。次点で独特のほんわかした優しい空気が流れていたパズル探偵つのだみさとシリーズ。
・ビジュアル賞
禁じられたアリスII
とにかく独特のCGで描かれたグラフィックの出来が最高。女の子は可愛いし、展開ごとに次々と表示される量の多さも圧巻だったよ。またドットによるマップチップも町、学校、神社から宇宙空間に至るまで非常にクオリティが高く、パーフェクトな受賞と言った感じ。次点は3Dの質感が素晴らしかった魔導神器で。
・アイディア賞
PRINCIPIA
今回はどの作品もこれといった決め手が無くかなり難航したが、17世紀頃の実在の科学者となって真理を探究するという異色さで選んでみました。公開されたのは2000年でもう古典と言っていいぐらいの作品だけどね、この題材をゲームにしようとした着眼点はすごいし、もちろんゲームとしてちゃんと面白い点も素晴らしい。次点でクリックだけでワラワラとレースするANTENNA CUBE。
・ハマり賞
勇者百年計画
まぁとにかくハマりましたな~。短期間にぶっ続けでプレイしたという点においてはコンシューマーを含めてもこれが一番かもしれない。パーティーを編成してダンジョンに送り込みそれ以降は自動で探索する様子を眺めるだけなんだけどね、次々とキャラ成長していく楽しみもあったりして本当に寝食を忘れるレベルの中毒性がありました。眺める時間が長い分疲れにくいというのもこのハマる部分には繋がっていたかもしれない。次点でLet's Trade!。
・病み付き賞
1st class Napoleon2
1プレイの時間は短いながら運と実力のバランス等のゲーム性の素晴らしさでついつい時間を忘れて繰り返しプレイしてしまう魅力があった。なんか本当に何も残らないのにただ楽しいという、あまり感じたことの無い熱中度合いだったわ。次点でこちらもトランプゲームからWhot If?。
・没頭賞
XOR II
全100問というボリュームに加えて各ステージの構成も素晴らしく、難しいステージでも本当に没頭して1時間2時間と試行錯誤したくなるゲームでした。ちなみに第2回アワードと同じく大賞候補のRが未だにクリア出来ない事による繰り上げ受賞だったりします。次点は黙々と組み上げる感覚が面白かったmujigで。
・ボリューム賞
勇者百年計画
内部のデータ的にはそれほど盛り沢山というわけではないが、やはり熱中していた時間がこれまでプレイしたフリーゲームの中でも相当長かったというのと、手元のexcelで管理していたデータ量も多くその辺を含めてたっぷり楽しめたということで選んでみました。2冠達成。次点も迷ったけどダンジョン構成のバラエティの豊かさということでカービィクエストにします。
・テキスト賞
ちうがくせいにっし
セリフはもちろんのこと状況説明のテキストなんかも秀逸で、ぶっ飛んだシナリオをそれなりにまとめてしまう手腕もお見事。KIMM SOFTは第2回に続いてテキスト賞を2連覇。freettのサービス終了でサイトが消えてしまったのが本当に惜しまれますな~。次点でキャラ同士の掛け合いに加えてシリアスな部分も素晴らしかったSemiAutomatic Dungeon。
・ミュージック賞
Cresteaju
全曲自作でいずれも非常にクオリティが高かった。このゲームに関してはちょっとメジャーすぎて個人的には微妙な選出という気もしてしまうけどね、まぁ良いものは良いということで。次点でこちらは素材のチョイスが素晴らしかった勇者百年計画。
・キャラクター賞(女の子)
丹羽ななこ(ぜろぜろななこちゃん)
毎度候補が多くて悩む部門なわけですが、今回はやや古めのゲームから、主役として大活躍だったななこちゃんを選んでみました。決め手は何と言ってもサービスシーンで、本当に全年齢対象なのが疑問になるほどの大活躍でしたな~。もちろんそれを除いても元気さと前向きな性格が古き良きヒロインと言う感じで魅力的だったと思います。 次点でルージュ(Marchen Knight)。
・キャラクター賞(その他)
土掘削(ああ松井山手)
存在自体がギャグのようなデザインでその点が作中でも言及されてたりしたけど、主人公の相棒、そしてツッコミ役としての活躍が見事でした。 報われない感じが個人的にかなり好み。次点はタイトル通りの妄想力が光った松永真(妄想くん)。
次回は2750本の時とかかな?
感想及び評価は完全に独断で手当たり次第根こそぎプレイしてガンガン書いてます。☆平均1.8ぐらい。
かつてはFlash8でゲーム制作も行っていました。
Youtuber(天野ガム)としても活動してます
https://twitter.com/5Qqvac8TFmxr6wG